SCUMLIGHTS®︎ BLOG: 1月 2018

この曲から始めます。

　　　どうも、SCUMLIGHTS.COM（スカムライツ・ドットコム）です。

ディレクションとデザインを担当していますVHS BOYA®(ヴイエイチエス・ボーヤ)です。

VHSと同い年の1976年生まれです。はじめまして。

SCUMLIGHTSは元々、私自身の趣味である70s~80sのホラー映画やパンクをモチーフにしたTシャツブランドとして始めようと「SCUMLIGHTS VIDEO」という名前で立ち上げたものです。

それが「いや、待て。その辺のTシャツはTERROR FACTORYとか俺よりもっとコアな人が先にいくらでもやっていて今誰でも簡単にTシャツを作れる時代にTシャツブランドを始めたとてせいぜい友達か知り合いの部屋着になるのが関の山だぜ」と思い直し、今は一応

悪趣味(BAD TASTE)アート・レーベルなどと謳っております。

でも、それも自分の中では何も腹に落ちてきてません。アート・レーベルなんて小洒落た言い方されても抽象的過ぎてやりたいこと定まってない感がバレバレです。

かといって何がやりたいのかなんてことは考えすぎて「そりゃー何もしたくねーに決まってんじゃねーかよ！」とそもそも誰にも頼まれてもいないのに誰に対して何ゆえキレているのか、最早わからない状況に陥る始末でございます。

ですから、2018年からSCUMLIGHTSというレーベルをやるということだけを決めたという風にご理解いただき、TwitterとInstagramのscumlightsというアカウント（これに関しては2017年からちょっとずつ始めてたりします）とwww.scumlights.comというドメインは取得しましたので、ここからこのSCUMLIGHTS=クズの光という適当に考えたのに妙にしっくりきちゃってる名前とともに一体私に何ができるかのドキュメントを楽しんで戴きたく思います。(ちなみに名前の由来はゲスいことだけを呟く用にTwitterの新しいアカウントを夜中に考えていてたまたまその時聴いてたレゲエのスカタライツのCDが目に入り響きで名付けただけのものです。

過去デザインや表現活動の時は割とネーミングにこだわりを持ってきた（むしろ名前ありき）のにこれから心中するレーベル名が適当に考えたものというのも全くもって皮肉なものです）

ここからは自己紹介がてら幾つかのアートワーク(自称)を解説とともにお見せします。なんとなく「あーこんなことがやりたいんだな」とでも一握りの人にでも思ってもらえたら幸いです。

この人は女優のダナ・プラトー(1966-1999)。

個人的にはフィービー・ケイツと並ぶミューズの一人です。

1978年のアメリカの人気シットコムテレビ番組「アーノルド坊やは人気者」の子役で知られていますが、その後は役に恵まれず豊胸手術を行い「PLAYBOY」のヌードグラビアに出たり、強盗騒ぎと精神薬の処方箋偽造で二度の逮捕、ソフトコアポルノのレズビアン役（しかも「アーノルド坊やは人気者 (Diff'rent Strokes)」をもじったタイトル『Different Strokes:The Story of Jack and Jill...and Jill』)で出たりした後、薬物依存で死ぬという絵に描いたような転落人生を送った女優です。

(2010年には一人息子のタイラー・ランバートが25歳の若さで銃による自殺を遂げています)

どこで彼女を知ったかは覚えていませんが本当に好きな顔で熱心に画像を集めたり、アーノルド坊やもDVDで買って見たりしていました。

今回、SCUMLIGHTSを始めるのにあたり、アイコンになるようなミューズ (ゴッデス＝女神)が必要に思い、真っ先に思い浮かんだのが彼女でした。転落して薬物で死んだ、その生き様含めて逆に希望になり得ると感じたのです。

Danaの想いも(勝手に)フックアップしたいという気持ちです。